「ホワイトハウスを爆破」発言で大炎上のマドンナ。ドナルド・トランプをディスった替え歌を披露。

現地時間1月21日、アメリカの首都であるワシントンD.C.で行われた「女性のマーチ」にてマドンナさんの行ったスピーチの内容が物議を呼びました。

映画「インデペンデンスデイ」で破壊されるホワイトハウス

情報源: The Top 25 Movie Explosions of All Time (Part 2) - CraveOnline

 

スピーチの後半に発した

ホワイトハウスを爆破しようかとも考えたけど、それでも何も変わらないとわかってる

 

という一言が原因で大炎上。

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何故こんな事になったのか?

 

その後、インスタグラムで発言内容について釈明をしています。

 

Yesterday's Rally. was an amazing and beautiful experience. I came and performed Express Yourself and thats exactly what i did. However I want to clarify some very important things. I am not a violent person, I do not promote violence and it's important people hear and understand my speech in it's entirety rather than one phrase taken wildly out of context. My speech began with " I want to start a revolution of love." ♥️ I then go on to take this opportunity to encourage women and all marginalized people to not fall into despair but rather to come together and use it as a starting point for unity and to create positive change in the world. I spoke in metaphor and I shared two ways of looking at things — one was to be hopeful, and one was to feel anger and outrage, which I have personally felt. However, I know that acting out of anger doesn’t solve anything. And the only way to change things for the better is to do it with love. It was truly an honor to be part of an audience chanting “we choose love”. 🙏🏻🇺🇸♥️🙏🏻🇺🇸♥️🙏🏻🇺🇸♥️🙏🏻🇺🇸♥️🙏🏻🇺🇸 #revoltutionoflove♥️#revolutionoflove♥️*******************************************************

A photo posted by Madonna (@madonna) on

 

本文訳:「昨日の集会は素晴らしい体験だった。でも、とても重要なことをここでハッキリさせたい。私は暴力的な人間ではなく、暴力を促進したりもしない。私のスピーチの前後関係を無視して1つのフレーズを抜き出すよりも、全体を聞いて理解することが大事。私が言ったのはあくまで例えであって、希望を持つか怒りを感じるか、2つの見方があるということ。でも、怒りによる行動は何も解決しない。物事をよい方向に変える唯一の方法は愛によってしかない」

 

と自身の発言に対し、文脈を無視した解釈をされていて、自分の意図した形で伝わっていないと釈明。

 

あくまで「非暴力」と「愛」での問題解決を望んでいると強調していますね。

 

問題のスピーチの全文

 

下記が問題になった「女性のマーチ」でのマドンナさんのスピーチ全文の日本語訳です↓

 

「聞こえてる? 世界を揺るがす準備はできてる? 愛の革命へようこそ。女性としてこの独裁政治の新しい時代を受け入れることを拒否し、反逆するための活動へ、ようこそ。この時代では、女性だけでなく、すべての社会の周縁にいる人々が危険かもしれなくて、ユニークに人と違う存在でいることが本当に犯罪と考えられてしまうかもしれない。この暗黒の恐ろしい時代が私たちを、ついに目覚めさせたの。いつの間にか私たちは皆、偽りの心地よさに陥ってしまったようだけれど、最後は正義が勝つし、善が勝つの。選挙では善が勝たなかった。でも、最後は善が勝つの。だから、今日という日はまだ最終地点まではほど遠いということ。今日は始まりなの。私たちの物語の始まりなの。革命はここから始まるのよ。自由であり、私たち自身であり、平等であるための権利の闘いなの。この暗黒の中を一歩一歩、一緒に行進しましょう。私たちは恐れてなんかいないことを分かって。私たちは一人でもない。私たちは引き下がったりもしない。私たちが団結することによる力があるの。真の団結の前には有力な反対勢力なんて存在しない。そのことを分かってほしい」

「こんな行進なんて結局何にもならないとか中傷を言う奴らに言ってやるわ。ファック・ユー。変化を必要としている多くの人々の始まりなの。変化は犠牲者も必要とするでしょう。変化は私たちの多くに人生において違った決断をすることを求めるでしょう。でも、これが革命の証なの。だから、今日あなたたちに訊きたい。準備はできてる? 私が準備ができてる?と言ったら、イエスと答えて。『イエス、私たちは準備ができてる』と言って。もう一度言うわ。あなたたちは準備ができてるのよ。そう、私は怒ってるの。激怒してる。ホワイト・ハウスを爆破するとか恐ろしいことをたくさん考えた。でも、それじゃ何も変わらないことを私は知っている。絶望に陥ってはならないの。詩人のW.H.オーデンはかつて第二次世界大戦の前日に次のように書いてるわ、『お互いを愛するか、さもなくば死ぬだけだ』。私は愛を選ぶ。一緒についてきてくれる? 私と一緒に言って。『私たちは愛を選ぶ』と」

情報元:NME JAPAN マドンナ、首都ワシントンDCで行われた女性のマーチに参加。スピーチの全文訳を掲載
実際のスピーチ映像

 

なるほど。

 

確かにかなり過激な表現を使っていますが、あくまで怒りの気持ちを表現する例え話として使った事がわかりますよね。

 

皆さんはどう思いますか?

 

特にファック・ユーは二回も繰り返し言っていますが、参加者には結構受けていましたよね。笑

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ドナルド・トランプをディスった替え歌を披露

 

スピーチの後は、“Express Yourself”と“Human Nature”の2曲を「トランプ氏への批判」をまぜた替え歌で披露。

 

私はお前のビッチじゃない

 

Donald Trump—suck a dick(ドナルド・トランプ、本当に嫌い)

 

と参加者を煽って大いに盛り上がったそうです。笑

 

女優スカーレット・ヨハンソンさんもスピーチに参加をしています。

スカーレット・ヨハンソンさんのスピーチ

 

スカーレット・ヨハンソンさんは今年の4月7日劇場公予定の実写版「ゴースト・イン・ザ・シェル」の主役を演じている事でも話題の女優さんですね。

 

実写版「ゴースト・イン・ザ・シェル」

解説
士郎正宗のコミックを押井守監督が映画化したSFアニメの傑作「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」を、ハリウッドで実写映画化。

オリジナル作品の草薙素子に相当する主人公の少佐を、「アベンジャーズ」「LUCY ルーシー」などアクション映画でも活躍するスカーレット・ヨハンソンが演じ、少佐の上司・荒巻に、映画監督として世界的評価を受けるビートたけしが扮する。

そのほか、少佐の片腕バトー役でデンマーク出身の俳優ピルウ・アスベック、映画オリジナルキャラクターのオウレイ博士役でフランスの名女優ジュリエット・ビノシュらが出演。

「スノーホワイト」のルパート・サンダース監督がメガホンをとり、オリジナル版「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」をはじめ押井監督作常連の作曲家として知られる川井憲次が音楽を担当。

脳とわずかな記憶を残して全身が機械化された、最強の捜査官・少佐は、全世界を揺るがすサイバーテロ事件を発端に記憶が呼び覚まされるが、そこには驚くべき過去が隠されていた。

出典:映画.com

 

映画の公開を控えている事も関係するのか、スカーレット・ヨハンソンさんのスピーチは過激な言葉を使用せず終始上手くまとめた印象。

 

多くの女優が参加

参加者の中には著名人も

画像元:Kölner Stadt-Anzeiger

 

マドンナさんやスカーレット・ヨハンソンさんの他にも、エマ・ワトソン(26)、アシュレイ・ジャッド(48)、アメリカ・フェレーラ(32)といった豪華なハリウッド女優の面々も参加した今回のデモ集会。

 

日本では政治的な発言をした芸能人は干されてします傾向にありますが、民主主義が進んでいるアメリカでは皆さんバリバリにこういった活動に参加しますね。

 

過激な発言をうまく利用して、大統領に上り詰めたトランプ氏なので、彼への暴言はある程度多めに見てくれるかも!?

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