中川家の兄弟愛が凄い
中川家はよしもとクリエイティブエージェンシー所属の漫才師で、2001年に開催された第1回M-1グランプリでチャンピオンを獲得しました。
「コンビというよりは、兄弟という方が強い」と千原ジュニアに言われるほどで、兄弟の仲がとても良いそうです。
小さいころから、兄弟2人でモノマネをして遊んでいて、今のネタにつながっているものもあるそうです。
モノマネのネタを考えつくのは、剛であることが多く、剛は自分自身でもそのモノマネをやってみますが、インパクトが弱いと感じることが多く、礼二にモノマネをやらせることが多いそうです。
剛の犬の鳴きマネや、電車好きの礼二の車掌や駅員のモノマネは、もはや誰でも知っているのではないか?と思うほど有名な中川家のモノマネのネタになっています。
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中川家、その実力は折り紙つき
剛も礼二も、高校卒業後にサラリーマンとして働いていた時期があります。
そのときの経験が、ネタ作りにも活かされているのかもしれません。
剛から礼二に声をかけて、吉本の芸人養成所NSCに入学します。NSCの同期には陣内智則、ケンドーコバヤシ、たむらけんじなど、現在活躍している芸人が多くいますが、中川家はNSC在籍当時から、抜群の漫才で実力が認められていました。
兄・剛と弟・礼二の掛け合い漫才は、兄弟にしかできないまさに名人芸ですもんね。
中川家大ピンチ!パニック障害
1996年にはABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞を受賞し、朝日放送「すんげー!Best10」で人気が出て多忙な毎日を送ることになります。
その中で1997年に剛がパニック障害になってしまい、仕事をこなすことができず、ラジオ番組1本を残して、たくさんあったレギュラー番組を降板します。
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パニック障害になった剛は、人混みに行くと呼吸できない状態になるほど重症で、電車に乗ると発作が出てしまうため、1駅ごとに礼二が電車から剛を降ろして呼吸させ、また電車に乗る、といったことを繰り返していました。
漫才では、剛がボケで、礼二がツッコみなので、どうしても礼二が強いように見られがちですが、小さいころから礼二は兄想いで、剛がパニック障害を患っているときも、親身になってじっと寄り添っていました。
素手来な兄弟愛です!!
中川家、兄弟愛で克服
その後、剛はパニック障害を克服し、M-1チャンピオンを獲得して、実力を兼ね揃えた人気芸人となります。
人気が出ると漫才をしない芸人も多いですが、中川家は漫才を続けています。
目指すは、レジェンド漫才師である夢路いとし・喜味こいしです!これからも、私たちを笑わせ続けて欲しいものです!!
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