アメコミ映画 国内不調の理由が意外だった........日本人は幼稚ってマジ!?

アメコミ映画 国内不調の理由が意外だった........日本人は幼稚ってマジ!?

日本とアメコミ映画の人気の違いや、国内不調の理由を取り上げた記事がネットで今話題になっています。

 

記事の中では、アメコミ映画の国内不調の理由の一つとして挙げられている

 

日本人は「未熟な少年性」に価値を見出す

 

という点については賛否両論様々な意見がネットでは展開されています。

 

”「欧米の若者は『早く大人になりたい』と思っていますが、日本の若者は『いつまでも子供でいたい』と思っている。大人ですら『子供に戻りたい』と口にする。こんなこと欧米の人は絶対に言わないですよ。だって、子供に戻ったらマリファナも吸えないし、セックスもできない(笑)。このギャップは確実にあります」(宇野氏)

 

確かに言われてみれば、そんな発言をする大人って日本以外にはあまりいないですよね^^;

 

コチラがアメコミ映画 国内不調 理由に関する記事詳細です↓

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アメコミ映画 国内不調 理由に関する記事

 アメコミヒーロー映画は、世界的にメガヒットして、しばしばエンタメニュースで話題になるほどだ。しかし、米本国や世界での超メガヒットに比べて、日本での興行成績はそれほどでもない……と感じることも多い。なぜこのような事態が起きているのか。映画・音楽ジャーナリストでアメコミ映画にも詳しい宇野維正氏に聞いた。

【詳細な図や写真】表1:MCUの日米興行収入
●日本ではアメコミ映画がヒットしない?

アメコミヒーロー映画というジャンルがある。アメコミ、すなわちアメリカンコミックスのヒーローものを原作とした映画だ。それほど詳しくない方でも、『スパイダーマン』『バットマン』程度なら聞いたことがあるだろうし、もう少し詳しければ、『アベンジャーズ』というシリーズが複数のアメコミヒーローが集結する作品だということも、ご存知かもしれない。

現在、アメコミヒーロー映画は2つの大きなシリーズが知られている。マーベル・コミックという出版社の原作をもとにした「マーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe/通称:MCU)」と、DCコミックスの原作を元にした「DCエクステンデッド・ユニバース(DC Extended Universe/通称:DCEU)」だ。

MCUに属するヒーローはスパイダーマン、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーなど。DCEUに属するのはバットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンなど。それぞれのヒーローたちには個別の主演作があるが、MCUならMCU、DCEUならDCEUは単一の世界として構築されている。

たとえば、スパイダーマンが活躍するニューヨークの街に、アイアンマンやキャプテン・アメリカも登場し、時に共闘して共通の敵と戦う。そんなふうにMCUのヒーローが勢揃いするのが、『アベンジャーズ』シリーズというわけだ。

2008年の『アイアンマン』からはじまるMCUのシリーズは、現在公開中の『アベンジャーズ/エンドゲーム』まででなんと22本。ストーリーはすべてつながっている。つまり驚くべきことに、11年間にわたって大きなひとつの物語が紡がれているわけだ。

アメコミヒーロー映画の世界的メガヒットは、しばしばエンタメニュースで話題になる。実際ここ数年、米国あるいは世界の歴代興行収入(入場料金売上)ランキングを塗り替えるのは決まってアメコミヒーロー映画だ。しかし、米本国や世界での超メガヒットに比べて、日本での興行成績はそれほどでもない……と筆者は常々感じていた。

たとえば、現在公開中の『アベンジャーズ/エンドゲーム』を除き、日本で公開されたMCU作品で最もヒットしたのは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)である。ただ、各国とも軒並み年間興収ランキングで上位にランクインしているが、日本では12位とベスト10にも入れなかった。本家であるアメリカや同じ英語圏であるイギリスで高順位なのは理解できる。しかし中国や韓国と比べるといまいち見劣りする。

参考までに、日本と韓国を人口ベースで比較してみよう。2018年時点の日本の人口は1億2645万人、韓国は半分以下の5090万人だが、興収を日本円換算してみると37億4000万円に対して98億9198万円と韓国は日本の3倍に迫っている。さらに興行収入÷人口で比較すると、日本の29.6に対して韓国は194.5。

少々乱暴に結論づけるなら、「無作為に抽出した同じ人数の集団で比べると、韓国では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が日本の“6倍以上”観られている」ということになる。

無論、日韓の間には年齢別の人口構成比や入場料金といった前提条件の違いがあるので、単純に比較はできない。が、それにしてもこの差はあまりに大きい。

一体どういうことなのだろうか? この疑問を、映画・音楽ジャーナリストでアメコミ映画にも詳しい宇野維正氏にぶつけてみた。

●中国と韓国は“躁状態”

「中国や韓国が日本に比べてMCUが好調なのは、事実上、両国がリアルタイムでその始まりから共有できたはじめてのグローバルポップカルチャーだったからです。それ以前のグローバルポップカルチャーとして、たとえば70年代の『スター・ウォーズ』シリーズなどはありましたが、当時の中国や韓国の政治状況からしてリアルタイムの共有はできませんでした。韓国の場合、たとえばポール・マッカートニーのような世界的ポップスターですら2015年に初公演がようやく実現したくらいですからね。50年以上前にビートルズの武道館公演があった日本とは、欧米ポップカルチャー受容の前提から違うわけです」(宇野氏)

中国や韓国では、アメリカをはじめ、世界的なメガヒットが見込める「ブロックバスターエンタテインメント」を「世界同時公開」として楽しむことができなかったが、ここ数年で“一気に追いついた”というのだ。文字通り初めての体験。「お祭り状態」になるのは無理もない。

「日本は『スター・ウォーズ』というグローバルポップカルチャーに40年以上の蓄積がありますし、国内にもオタクカルチャーなどが十分に育っています。しかし中国や韓国には、『トランスフォーマー』や『ワイルド・スピード』のようにシリーズの途中から人気が出たシリーズはありましたけど、その発展とともに国内でファンダムが形成されていくようなシリーズがMCU までなかった。そりゃあものすごい勢いで吸収しますよね。だから正確に言うと、『日本だけがヒットしていない』のではなく、今の中国や韓国がある種の躁状態なんです」(宇野氏)

グローバルカルチャーが長きにわたって国内に入ってきていなかったゆえの、反動。そこにタイミング良くハマったのがMCUだったのだ。

●欧米のヒーローは「大人」、日本のヒーローは「子供」

しかし、もっと根本的な疑問がある。アメリカと日本との間にある、あまりにも大きな興行成績や熱狂度の差だ。いくらアメリカの原作で知名度の差があるとは言え、日米で温度差がありすぎはしないか。

「まず大前提として、海外、特にアメリカにおける“ヒーローもの”というのは現実社会のアナロジー(類推)です。その時代の社会で起きていることを反映した、ひとつの神話化のプロセスが、アメコミヒーローの物語であると。当然、ギリシャ神話やシェイクスピアの影響も受けている。神話上の英雄(ヒーロー)なので、ほとんどの作品において、その主人公は成熟した“大人”です。

ところが、日本において“悪をやっつける”ヒーローものの主人公は、多くが少年です。『機動戦士ガンダム』『ドラゴンボール』『名探偵コナン』『新世紀エヴァンゲリオン』、すべてそうですよね。日本以外の海外では、“少年や少女がヒーロー”というのはかなり異例なのです。でも、日本人はそれにずっと慣れてきました」(宇野氏)

日本人は「未熟な少年性」に価値を見出す。言われてみれば、たしかにそうだ。

「欧米の若者は『早く大人になりたい』と思っていますが、日本の若者は『いつまでも子供でいたい』と思っている。大人ですら『子供に戻りたい』と口にする。こんなこと欧米の人は絶対に言わないですよ。だって、子供に戻ったらマリファナも吸えないし、セックスもできない(笑)。このギャップは確実にあります」(宇野氏)

ヒーローものの主人公は少年であり、そもそもヒーローものとは、イコール子供向けのアニメや特撮である――。それが長らく日本人の常識だったのだ。

「だから日本人は『バットマン』にしろ『アイアンマン』にしろ、『いい大人がヒーローなんて』と見くびってきた。アメコミヒーロー映画が長らく受け入れられなかった背景のひとつだと思います」(宇野氏)

MCUがスタートした2008年。その1本目である『アイアンマン』(全米興収3.2億ドル)の日本興収は9.4億円と、興行界での“まあまあヒット”の目安である10億円にすら届かなかった。同年にはバットマンを主人公にした『ダークナイト』が全米で5億ドル以上の興収を稼ぎ出し、内容も評論家筋に絶賛されたが、日本興収は16億円と肩透かし。

当時、筆者は映像業界に身を置いていたが、「これほどの高評価作、世界的ヒット作でも、日本ではこの程度の興収なのか……」と落胆に沈む映画関係者のため息を、そこら中で聞いた。続きはコチラ

引用元:なぜ日本では世界的ヒットのアメコミ映画が当たらないのか?
今回アメコミ映画 国内不調 理由についてネットの反応は以下の様なものでした↓

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アメコミ映画 国内不調 理由に対してのネットの反応

  • 日本人と米国人の文化の違いや宣伝不足等
    様々な理由があるけど
    アニメやヒーロー物って日本産が確立してしまっているし
    新しい文化を受け入れるのが下手な国民性も相まっているのではないでしょうか?
    まあそれはどんなことにも言えるし
    仮想通貨やキャッシュレスなんかも海外は認知度が広いけど
    日本はな。。。
    そこに目をつけて逆にArbitaoの被害にあったりなんかもあるし。。。
    東京五輪も近づいてきたことだし、もう少し外の世界に目を向けてもいいんじゃないかな。
  • アメコミは日本ではマイナー。漫画原作の邦画が増え、ファン以外にも鑑賞しやすい作りのものが多くなり人も流れた。漫画文化が世界一の日本においてはこの2点には有効な対策がない。アベンジャーズに関しては宣伝不足だと日本では厳しい。例えばもし日本でワンピースやナルト、僕のヒーローアカデミア、名探偵コナンのキャラが出ている映画が制作されたなら多くの人が映画のみのオリジナルの脚本だなと思う。アベンジャーズには原作が存在するものの今の情報量では実際触れてみるまで「特にしっかりとした原作のない単なるお祭りイベント」のイメージは抜け切らないと思う。
  • なんか日本は未熟な少年性をヒーローものとしているって書いてるけどそれは間違い。
    仮面ライダーも戦隊もウルトラマンも大人のヒーローですし。
    なんか日本を貶めたい感じの偏見みたいな書き方。
    自国にヒーローが特撮含めてアニメでも多種多様なのにアメリカのコッテコテのレトロ筋肉タイツを急に日本が持ち上げるようにはならない。
    アメコミは暗黒時代長かったし、映画内でも自虐的に言われてるけどスーツださい。
    自国のコンテンツが他国のコンテンツに負けない人気をもっているのは良いことでは?
    世界に娯楽分野でまで迎合する必要はないし、自由のコンテンツを貶めてまで他国に合わせる必要はない。
    アメコミは日本のヒーローに比べると直情的感情的で自身の正義感が絶対的なヒーローが多く、トニー(アイアンマン)のように自己愛が強すぎて仲間にいらない皮肉や罵倒をするし、素直に応援しずらい。
    アメコミも面白いと思うけど。
  • 単純に文化の違いもあるだろうが経済的に議論をするのであれば情報が偏りすぎており、自分が結論づけたいデータしか提示していない。
    まず映画の1本に対する価格から単純に比較をしなくてはならない。そのあとは映画館数や公開期間についてと基本を並べてからだと思われる。
    アメコミが韓国などで浸透しているかはわからないが日本は独自のアニメ、漫画文化がありアメコミへの慣れというものが非常に少ない。
    その為、日本独自のアニメや漫画の映画はそれなりに人気もある。それが韓国でどうなっているかを合わせて検証する必要があるのではと思いますね。
  • アメコミが大人、日本のヒーローは子供という単純な決めつけはどうかと思う。
    確かに主人公の年齢が少年、少女になる作品が多いけど、理由はそれだけじゃないだろう。アメコミのヒーローは割と分かりやすい性格、生い立ちや抱いているコンプレックスも分かりやすいキャラが多い。
    ストーリーも勧善懲悪、善が勝つが定石。対して日本のヒーローは大体どこかコンプレックスがあり、欠陥があって完璧な人間(強さも完璧)ではない。
    この欠陥や障害を乗り越えて成長し、悪に立ち向かうというのが多い気がする。
    それに悪の方にも悪なりの考えやストーリーがあり、善が勝ってスッキリしたというストーリーが少ない。
    だからアメコミ作品を見ると壮大で分かりやすいけど、なんか物足りない、どれも一緒じゃん。という感想になって見なくなるのではと思うのだが。
  • 日本の漫画文化は一人の作家の演出論や世界観をリスペクトする風習があるからね。
    日本だったらドラゴンボールを鳥山明が描き切ることを多くの人が望むだろうけど、アメコミの場合「フリーザが倒せないならナルトを呼んで来よう」って話になっていつの間にか岸本がDB書いてるみたいなことが当たり前のように起こる。
    そういった世界観や作家性のシャッフルを楽しむ欧米人と、作家の個性を最後まで尊重したい日本人との違いがアメコミが日本で流行らない大きな理由じゃないかな。

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