台風や地震などの防災関連情報を爆速で発信することで有名なTwitterアカウントがある。
【全画像をみる】「国内最速級の防災速報を」“特務機関NERV”防災アプリを世に出した石巻出身プログラマーの執念
人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズに登場する組織「特務機関NERV」を名乗り、東日本大震災以降、ほぼ休むことなく8年にわたって情報を発信し続けてきた。フォロワー数は8月28日現在で約75万人になった。
アカウントの“中の人”(運営者)は、脆弱性診断などを主力事業とするセキュリティーベンチャー、ゲヒルン(東京・千代田区)を経営する石森大貴さん。セキュリティー界隈で名の知れたプログラマーで、生粋の“エヴァファン”。社名の由来も同作品からとった。
これまでTwitterの「特務機関NERV」は個人プロジェクトとして運営してきたが、9月1日「防災の日」をきっかけに「特務機関NERV防災アプリ」の配信をはじめる。
アプリは新たに、自身の会社ゲヒルン名義で運営していくという。なぜ「防災」にまつわる活動を続けるのか。そこには、日本の防災意識を変えたいという個人としての強い想いがあった。
「気象庁のHPに出るより実測で約1分、国内の有名防災アプリより約25分“速い”んです」
「iPhoneの“重大な通知”に対応した数少ないアプリです」
取材日の8月21日、石森さんはゲヒルンのオフィスで、アップルの審査を通ったばかりの「特務機関NERV防災アプリ」を見せながら、アプリ版の特徴を説明してくれた。
石森さんは現在29歳。東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻出身だ。
8年前の2011年3月11日14時46分、石森さんは関東で被災した。当時は筑波大の学生のかたわらゲヒルンを起業したばかり。自宅で事業に没頭していたときに、東日本を地震がおそった。
石巻の実家は津波の直撃を受け、全壊。家族の無事が確認できたのは、津波発生から4日も経ったあとだった。連絡がとれた際の第一声が「生きてるから」だったことは一生忘れられない。
震災が与えてくれた大きな教訓の1つが「“防災情報はテレビを見ればいい”は、実は災害時には役に立たないことがわかった」ことだと石森さんは言う。
3.11当時、津波が直撃するような危機的状況にあった地域では、停電などでテレビの防災情報を見られなかった人が多数いた。大津波警報を最も知る必要があった人たちに、届かなかった。
「気象庁の津波情報を、1秒でも早く知りたい。家族に逃げるように連絡したい」
当時のテレビ映像では、地震発生から1時間と経たず、石巻を大きな津波が襲ったことが記録として残っている。情報を知ることさえできれば、もっと多くの命が助かったのではないか ── 石森さんがこの8年、Twitterの「特務機関NERV」を通じて、防災情報を通知する「スピード」と「わかりやすさ」に執念を燃やし続けた最大の理由はここにある。
石巻の実家も大変だったみたいだね。
うちの祖母宅は県南部で津波にのまれ全親戚全て倒壊。
1番最初に連絡が取れた祖母も1週間後。
このようなアプリは必要かも。
俺もいれてみるかな。
意思が桁違い(金だけ毟り取る公共放送NHKは何やってんのかね…)
その数年後、実際に電源が落ちてメルトスルーになったのにその時の大臣がなんの批判もされずに首相してる時点で、国民もこの国のマスコミも相当頭悪いんじゃないか?
詳細は知らないのですが、この方は昔あったネットワーク上にあった【特務機関Nerv】を後継した方なのかな?
ラップトップのバッテリーアプリとか配布していたのを思い出した。
アダプターを抜いたらエヴァの内部電源表示に切り替わるのがあった。
ワンセグ端末毎にに受信料を取ろうとしている某局に、この執念はあるのか?
ダウンロードしました。
1ツイート内の文字情報もシンプルだし、何より震度等の画像が見やすくて、急な時の状況把握に特化されてるのが本当にありがたいです。
アプリも早速ダウンロードしましたが、UIがさすがの見やすさ分かりやすさ。これから使用していくうちに、こちらもまた進化していくんでしょうね。
ゲヒルンの皆様のご活躍、これからも応援しています。
クールジャパンとはこういうことです
最初の頃はbotとか軽いノリやエヴァ関係者がやってるものだと思っていたけど熊本地震の時かな?
このアカウントはガチの災害防災アカウントだと認識した。
NHKよりも早く情報を得られるし強い揺れの時には一般人はどう対処するべきかとかツイートしているし言葉ではなく文字の利点である1から10までパッと見ただけで大凡認識できる。
作った方は本当にすごいと思う。
行動力も発想も素晴らしいですね。
興味が出た、取り敢えずやってみる。
是非頑張っていただきたい!
そのため、最近は揺れを感じたらすぐにTwitterを確認するようにしています。