俳優の松坂桃李さんが自身の少年時代を語った記事が話題になっています。
松坂桃李 少年時代が意外にも貪欲じゃなかった件.......
松坂桃李さんの少年時代に関する記事詳細です↓
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松坂桃李 少年時代に関する記事
「授賞式で僕の名前が読み上げられたとき、事務所の社長、マネージャーさんたちは会場の別室にいて。その瞬間の動画を後から見たら、みんな家族のように喜んでくれていた。甲子園に出た選手の身内が、中継を見ながら盛り上がっているような。それを見た瞬間、ちょっと報われた気がしたんです。『ああ、ここまでやってきて、本当に良かったな』って」
2019年3月1日、松坂桃李は映画『孤狼の血』(2018年)の演技で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した。
「僕は、良いことがあると、すぐに『嫌なことが起こるぞ』と思ってしまう性格で。もしも道で100円を拾ったとしたら、『すっ転ぶんじゃないか?』と不安がよぎるような。いつも喜びに浸りきれないんです。でも、あの日は違いました。もちろん受賞もうれしかったけど、エンターテインメントって、誰かを楽しませて、喜ばせてナンボみたいな要素もあるじゃないですか。そんな感動を最も身近に感じられたというか。今までで一番うれしい瞬間だったかもしれません」
デビュー当時から松坂を担当しているマネージャーは「売れた後も、これほど人柄が変わらない人も珍しい」と彼を語る。俳優デビューから10年、性格も変わらず、浮かれることもなく、30歳を迎えた今日までに、気付けばさまざまな役柄を演じてきた。
「いろいろやりましたね。マネージャーさんとも『20代はとにかく挑戦あるのみ。それがきっと30代につながる』と話していた」
神奈川県茅ケ崎市で、両親と、姉妹の間で育った。幼少期は、いたずらを繰り返しては父親から怒られているような“やんちゃ坊主”だった。しかし、そんな性格も成長につれて変わっていった。
「父が仕事から帰宅するまでは男一人。口げんかになっても、母にも姉にも妹にも勝てない。声を荒らげたところで、良いことは何もないと悟った(笑)。家事も当番制で、犬の散歩、洗濯、風呂掃除、皿洗いなんかをやっていました。夢中になれるものがなかったから、それでよかったんだと思います」
「バスケットボールを中学3年間続けたけど、動機は漫画の『SLAM DUNK』が好きだっただけで。合気道も習っていたけど、それも本当は空手を習いたかったのに、空手の道場が近所になかったから。人見知りで、何かに無我夢中で取り組むこともなかった。両親からも、よく『物事が長く続かない子』と言われていた」
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