昨年12月20日、約1年10ヶ月ぶりに俳優活動の再開を発表した山本裕典(31)。16日にはLINE LIVEでの生配信を行い、本格的に芸能活動を再始動した。今はただ前を向いている山本に、さまざま聞いた。
【全身カット】相変わらずスタイルバツグンな山本裕典
■休業中は飲食店の経営&DJ活動 偶然の重なったタイミングで芸能活動再開決意
休業中には東京に2店舗、大阪に1店舗の飲食店の経営。「現場で接客というわけではなく、経営というかたちで。信頼できる仲間に手伝ってもらいました」と明かす。また、DJ活動も行っていた。芸能界に戻る意向を決めた後には「全国のファンの方にも『また戻るので』と声をかけると、本当に喜んでくれた。女の子だけじゃなくて、男の子も来てくれて『頑張ってください』と声もかけられたり、新たに僕に興味を持ってくれる人も増えてDJ活動をやってよかった」と笑顔を見せていた。
芸能界を休んでいる間は「あまりテレビは見なかったです」という。その理由について「2年という期間で、僕と同世代やちょっと若い子たちがドラマの中心に立って、引っ張っていく立場になっている。『頑張っているな』とうれしさもあったんですが、自分が休業しているときに、メキメキと成長していくのは、正直に受け入れられなかった」と包み隠さず明かした。
12年の芸能生活で身も心も疲れていた。「ノンストップで仕事を続けていた。先も見えない仕事。いつオファーがなくなって仕事がなくなるか、わからない。毎月、毎日が勝負だった」と振り返り「ゆっくりできる時間は幸せだった」と話す。
経営も順調でプライベートも充実していたため「芸能界に戻る気はなかった。戻るとしても5年後や10年後とかでもいいやって思っていた」という。そんな山本の芸能活動再開を後押ししたのは経営する店の従業員からの一言だった。「従業員の子たちが『もう1回、裕典さんがテレビや雑誌で人前に立つ姿を見てみたい』と飲んだときとか社員旅行で言うんですよ。みんな、忙しく仕事をしているので飲む機会は少ないんですけど、ポロッと」。従業員の多くは山本が芸能界にいたことからの知り合い。「半分は『芸能人、山本裕典』に着いてきてくれていると思う」と気持ちは理解できたそう。
従業員からの言葉に加え、CMと舞台のオファーが重なった。CMは不動産などを手がけるリブマックス社から。「事務所を辞めたときに、あることないこと言われて、やたらと変なうわさがあった。クスリだったり、未成年に手を出したんじゃないか、とか。イメージもあるし、1度は断ったんです。そしたら『裕典さんは法を犯したわけじゃないでしょ。うちの社風はこれから頑張る人の背中を押す。そうやってやってきた。だからピッタリなんだよ』と熱く言われた。そこまで言われたら、やるしかないじゃないですか」。
さらに「そのタイミングでちょうど舞台のオファーがあったんです」と振り返る。「『やれる自信がありません』と何度かオファーを断っていたんですけど、見捨てないで声をかけていただいた」というプロデューサーからの依頼で「場所も100人ちょっとの小劇場。来てくれた方との反応も直に感じられて、新たにスタートを切るには1番だとも思ったんです」と偶然が重なったことで戻る決意を固めた。
■俳優という仕事ができる喜び「今ある仕事を一つひとつやっていくだけ」
すでに雑誌などで誌面を飾っている。「今、思うと休む前までは感謝の気持ちが薄れていたような気がします。今はどんな仕事も誠意を持って向き合っている」と正直に明かす。「そう考えると2年、休んでよかったな、と。あのままズルズル行っていたら、本当に仕事がなくなったかもしれない、とんでもない人生を歩んでいたかもしれない。今は守るべき仲間もいるし、仕事やファンのありがたみを感じています」と休業を前向きにとらえた。
俳優活動を再開した山本は3月に東京・新宿のサンモールスタジオで上演する『となりのホールスター』で主演を務める。5月公開予定の映画『TOKYO24』のスピンオフとして製作される映画『Revive by TOKYO24』で、俳優の寺西優真、歌手のギュリとともにトリプル主演する。
「舞台は見てくれた方を絶対に満足させる。今回、来られなかった人も、また舞台はやっていきたい。サビついていないところを見せたい」と話し「久しぶりの舞台で少し緊張はすると思うんですけど、温かい目で見てほしいです」と呼びかけた。映画に関しても「監督さんに『大丈夫ですか』と聞いたら『逆に緊張感を持ってやってくれるだけで、役とピッタリ合うから』と。気持ちはだいぶ楽になりました。5月ぐらいに公開なので、舞台に来られない方はスクリーンで見ていただけたら」とした。
期待と不安の比率も聞いた。山本は「なんの不安もない」と間を置かずに応える。「やることはいっぱいあるので。今ある仕事を一つひとつやっていくだけ」。力強い言葉に俳優という仕事に再び向き合う決意を感じさせた。
いまは収入源が他に出来たからこころに余裕ができて、前以上にいい表情で演技が出来るでしょう。
ずいぶん前に握手してもらったときは、とても、紳士な方でした。
記事にいろいろ書かれていて一般の人からしたら本当かウソかわからなくて本人にしたらとても悔しいこともあったと思います。
ですが周りに背中を押してもらった、芸能関係の方が後押ししたみたいな周りの方の力を推すのではなく自分の意思がどうしても強くてみたいな感じなら潔く見えますが…。
副業で成功するのもよし、芸能で頑張るのもよし、
でも結局どうでもいい…(^_^;)