神戸市長の久元喜造さんがツイートで組体操を実地する学校に呼びかけた件が話題になっています。
神戸市長 ツイートの久元喜造の呼びかけ全文はこちら!
小中学校での組体操。過去3年間に、123件もの骨折事故が起きているのに、教育委員会は継続を決めた。信じられない。そこで今日、安全な状態で実施できないと判断するときは見合わせるよう、文書で強く要請した。多数の教員が実施を望んでいるというが、子供の命や安全は、多数決で決めるべきではない。
— 久元喜造 (@hisamotokizo) August 2, 2019
組体操。頑なに見合わせをこばむ神戸市教育委員会。教育次長は、今から方針を変えれば、学校現場が混乱すると。事故が起きたら、そのとき考えると。本当に無責任だ。子供たちは、あなた方の実験の対象ではない。生きた人間なのです。骨折は、命の危険、後遺症に直結する。すぐに、やめて欲しい!
— 久元喜造 (@hisamotokizo) August 2, 2019
神戸市教育委員会が、秋の運動会 体育大会での組体操に関する方針を決定し、昨日、各学校に通知した。各学校が実施計画を作成して教育委員会に提出、教育委員会が安全に実施できないと判断する場合は、実施を見合わせる。これで危険な組体操はまずなくなるだろう。教育委員会の英断に感謝いたします。
— 久元喜造 (@hisamotokizo) August 8, 2019
組体操に関する教育委員会の新方針は、各学校の実施計画を一つひとつ、教委が委員会会議を開いて審査し、実施の可否を判断するというもの。これまでの学校任せの方針を転換し、自ら子供たちの安全に責任を負うことにしたことは、評価できる。厳格な審査を行い、絶対に事故を防いでいただきたい。
— 久元喜造 (@hisamotokizo) August 9, 2019
組体操を行うとなると、実施計画の作成、事故防止のための綿密な準備と練習、当日細心の注意を払っての本番と、学校現場の先生方に大きな負担をかける。教員の多忙化が社会問題となる中、各校長先生が教員のみなさんに過大な負担を押し付けてまで強行するのか、校長先生の良識が問われることになる。
— 久元喜造 (@hisamotokizo) August 9, 2019
市長には権限がないので、禁止できません。市長に権限があるのなら、こんな形でツイッターでつぶやくことはしません。権限がある教育委員会に働きかけ続けるしかないのです。残念ですが。 https://t.co/E19JVjNBV6
— 久元喜造 (@hisamotokizo) September 10, 2019
コチラが神戸市長 ツイートに関する記事詳細です↓
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神戸市長 ツイートに関する記事
今秋の運動会・体育大会で組み体操を行う神戸市立小中学校92校のうち14校で練習中に、児童や生徒が病院を受診する事故が起き、3人が骨折、3人が脱臼や捻挫をしていたことが10日分かった。市教育委員会は9日に実施校の数などを発表したが、練習中のけがは明かしていなかった。
久元喜造市長が9日夕、事故の報告を受けたとツイッターに記し「(市教委は)何を対応していたのか?」と批判。10日になって市教委がけがについて公表した。
組み体操を巡っては8月、久元市長が危険な場合の実施見合わせを市教委に要請。市教委は「練習を始めている」などとして中止にせず、安全と判断した場合のみ行うよう各校に指示した。
市教委によると、9日までに14人の児童・生徒が受診。最も重いけがは左手首を骨折した中学3年の男子生徒で全治1カ月という。再発防止策を指導するが、「組み体操の取りやめは聞いていない」としている。
久元市長は9日にツイッターで「(市教委や校長、教諭らは)やめる勇気を持って下さい」と投稿。10日も「市長には(禁止の)権限がない」「働きかけ続けるしかない」などとつづった。(上杉順子)
引用元:市長「やめる勇気を持ってください」 既に3人骨折、神戸市の小中学校「組み体操」
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