話題の作品『Tokyo Idols』と超高学歴と言われている、監督の三宅響子さんについて少し調べてみました。
サンダンス映画祭とは
出典:2015 Sundance Film Festival
インディペンデント映画の最高峰と言われ、常に世界中から注目を浴びる『サンダンス映画祭』、その2017年のラインナップに、唯一日本関連の作品として登場したのが『Tokyo Idols』です。
スポンサーリンク
三宅響子さんとは
情報源: ZAKZAK
1976年、千葉県生まれ、現在はロンドンに在住しています。
過去の作品には
「止まらない列車」(2005年4月に起きたJR福知山線脱線事故を扱った作品)
「ハックニーの子守唄」
「波の向こうー浪江町の邦子おばさん」
などがあります。
ハックニーとは彼女が現在暮らしている街で、移民や低所得者層が多い地区ですが、芸術家の卵も多く暮らしている街だそうです。
彼女のような映像クリエイターも沢山住んでいそうですね。
研究者を目指していた過去
現在は映画監督と活動している彼女ですが、以前は研究者を目指していた時期があるそうで、映像を本格的に始めたのは30歳近い頃からだというから驚き。
三宅は20代で、歴史学を研究する道を選んだ。東大からオックスフォード大へ。05年に博士課程に進むまでは順調だった。
だが、「どうも研究者には向いていないのではないか」という思いが募っていった。結局、大学も休学してしまった。
結婚し、英国に暮らし続けていたが、仕事はみつからなかった。
情報元:[No.123]三宅響子/Miyake Kyoko -- 突破する力 -- 朝日新聞GLOBE
東大!?
オックスフォード!?
噂に違わぬ超高学歴。
しかし、輝かしい経歴の中で味わった
挫折、研究者の道を諦め結婚した彼女、異国の地で新たな道を模索する彼女は動き始めます。
スポンサーリンク
一番やりたいことは何か。高校生のころ、日常から抜け出したい思いでビデオを借りては、映画鑑賞にひたったことを思い出した。「何もなくなって初めて、映像しかない、と思った」
つては何もない。
小型ビデオカメラを手に、自分で撮った映像をコンピューターで編集しては、短編ドキュメンタリーを次々に作った。それを各地の映画祭に出す。手応えを得始めた。
情報元:[No.123]三宅響子/Miyake Kyoko -- 突破する力 -- 朝日新聞GLOBE
再び情熱の対象を見つけた三宅響子さんは、0からのスタートにかかわらず作品を作り続け、徐々に頭角をあらわすことになります。
様々な国から来た移民の女性たちが、母親として子供をあやす際、故郷のメロディーを歌っているさまを描いた。この短編「ハックニーの子守唄」は、11年2月のベルリン国際映画祭で、若手育成部門の最優秀賞に輝いた。
さらにこの年、ヨーロッパとアジアの若手ドキュメンタリー監督の中から選ばれ、欧州連合(EU)などの助成を得て開かれた連続国際ワークショップに出た。長編ストーリーの立て方、資金集めの方法、作品提案のプレゼンをどう行うかまで、さまざまなノウハウを学んだ。
主催者で米国出身のプロデューサー、スティーブン・サイデンバーグは、「彼女が伸びていくのはすぐにわかった」と振り返る。「ほかの候補が一つの提案だけ出した中で、彼女は三つ。そのすべてが選ばれるにふさわしい内容だった」
情報元:[No.123]三宅響子/Miyake Kyoko -- 突破する力 -- 朝日新聞GLOBE
『Tokyo Idols』の内容は?
『Tokyo Idols』というタイトルからなんとなく内容は推測できますが、、、、
女の子バンドと彼女らの音楽とそのファンの観客の関係を描いた映画。
若い女性のセクシュアリティと現代の日本社会における男女間の隔絶を探求する作品。
情報源: 2017年サンダンス映画祭で、コンペティションにラインナップされた日本生まれの三宅響子監督!作品『Tokyo Idols』に注目! - dino - Social Contents Network
今回のサンダンス映画祭がワールド・プレミアとなり、詳しい内容はまだ不明ですが、以前に、イギリスの日本メディア「ジャパン・アップデート」において以下のように語っております。
日本のアイドル達の曲調や歌い方って世界的に見てもとても特徴的。
ロンドンと東京の騒音の種類って全く違って、日本のアイドル文化はあの空間だからこそ生まれるものではないか?と感じています。
情報源: 2017年サンダンス映画祭で、コンペティションにラインナップされた日本生まれの三宅響子監督!作品『Tokyo Idols』に注目! - dino - Social Contents Network
英語がとても流暢!
TV番組に出演したさいは流暢な英語を披露されております。
何年も海外暮らしをしても一向に上手くならない人も多いですが、彼女の発音はすごく綺麗です!
ここら辺にも才女の香りが漂います。
こちらでも彼女の流暢な英語を聞くことが出来ます↓
スポンサーリンク