全米で超話題のTV映画Beachesとは?

全米で話題のTV映画「Beaches (邦題:フォーエバー・フレンズ)」とアナ雪との意外な関係性。

フォーエバーフレンズの主役はアナ雪のエルサ?

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1988年公開の映画「Beaches (邦題:フォーエバー・フレンズ)」のリブート版

そもそもリブート版って何だろう?

 

リブート(reboot) のそもそもの意味は直訳すると再起動。
フィクション作品において、シリーズにおける連続性を捨て、新たに一から仕切り直すことを意味します。

リメイクとの違い

 

簡潔に言うとリメイクは元の作品の展開と結末が概ね同じになるのが原則ですが、リブートはそういった元の作品の設定や制約を一切受けずに自由に独自のストーリーを構築できるので、一度オリジナルを見たことがある人も全く違った印象で映画が楽しめます。

 

オリジナルはどんな映画?

 

原作は1985年に出版された”Beaches”(Iris Rainer Dart 著)。

 

1957年のアトランティック・シティの海岸で出会った2人の少女の友情、愛、別れを、その後の30年に及び描いた作品で、オリジナル映画の公開は1988年(日本での公開は1989年9月)、邦題は『フォーエバー・フレンズ』です。

 

大人になった二人の少女役をベット・ミドラーさん(CC・ブルーム)とバーバラ・ハーシーさん(ヒラリー)が演じました。

 

ベット・ミドラー(写真左手)とバーバラ・ハーシー(写真右手)

オリジナル版のストーリー詳細(*ネタバレ含みます。)

57年、夏のアトランティック・シティ。父親としつけの厳しい叔母に連れられ、サンフランシスコからやって来たヒラリー・ホイットニー(マーシー・リーズ)は、海岸で迷子になってしまったところを、マネージャー兼母親のレオナ(レイニー・カザン)とともにニューヨークからやってきた歌手志望のCC・ブルーム(メイム・ビアリク)に助けられ、同じ11歳ということもありすっかり仲良しになる。

CCのオーディションについていったヒラリーは、そこで彼女の歌に大感激し、離れ離れになっても必ず手紙を書く一番の友だちになることを誓いあう。

それから10年、CC(べット・ミドラー)は売れないクラブ歌手、一方のヒラリー(バーバラ・ハーシー)は大学を卒業し弁護士になっていた。箱人り娘で何不自由なく育ったヒラリーは、ある日ついに自分の意志で行動できない不満を爆発させ、ニューヨークのCCのアパートに家出同然で転がり込み、2人の共同生活は始まった。

CCは舞台演出家のジョン(ジョン・ハード)と出会ったことで、やがて端役を経て彼の劇団で主役を演じ、脚光を浴びることになる。

ところが彼女が好意を抱いていたジョンとヒラリーが一夜を共にしたことから2人の仲は気まずくなり、ヒラリーの父が病気になったこともあり、彼女は実家に戻ってしまう。

それでも2人の文通は続いた。

父の死後、ヒラリーは弁護士のマイケル(ジェームズ・リード)と結婚し、CCもジョンと結ばれた。夫の強い要望で専業主婦として家庭に入ったヒラリーには、ブロードウェイ進出までに成功したCCが妬ましく、ついに2人は喧嘩別れし、文通もとだえた。

友情の崩懐はCCの精神の均衡を失ってゆき、次第に落ち目になり、ジョンとも離婚する。一方のヒラリーも、マイケルの浮気の現場を目撃し、離婚を決意した時、彼女は妊娠していた。

ある日実家近くのクラブにCCが来ることを知ったヒラリーは、早速そのクラブに足を運んだ。

最初はわだかまる2人だったが、お互いの心情をぶちまけた後は、昔と変わらぬ友情を取り戻していた。CCとともにおなかの赤ちゃんを育んでゆくヒラリー。

やがてCCとヒラリーの担当医ミルスタイン医師(スポルディング・グレイ)のロマンスが生まれたある日、CCは舞台復帰のチャンスをジョンから与えられ、見事にカムバックに成功する。

一方のヒラリーも無事に女児を出産した。

しかしその頃から、ヒラリーの体調は異常をきたし、CCのハリウッド・ボウルでのコンサートのある日、ヒラリーが倒れたという知らせが届く。

やがて時を経ずして、ヒラリーはCCに看取られ息をひきとった。

彼女にヴィクトリア(グレイス・ジョンストン)という一人娘を託して…。

情報元:Movie Walker

 

ここ日本ではそこまで話題にならなかったようですが、本国アメリカでは現在でもカルト的な人気を誇り、多くのファンがいる作品です。

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2017年、テレビ映画となって復活

リブート版 Beaches

ブルーム役はアナ雪のイディナ・メンゼル(Idina Menzel)

イディナ・メンゼルさん

 

ブルーム役のイディナ・メンゼルさんは生まれも育ちもNY。

1971年5月30日生まれの45歳です。

世界中で大ヒットしたアニメーション映画『アナと雪の女王』で雪の女王エルサ役を演じた事で有名。

卓越した歌唱力の持ち主の彼女は主題歌「Let it go」を歌い、第86回アカデミー賞歌曲賞を受賞、代表作のブロードウェイミュージカル『レント』ではトミー賞にノミネートをされ、『ウィケッド』では見事にトミー賞を受賞されました。

2014年のNHK紅白歌合戦にもNYより中継で生「Let it go」を披露。

圧倒的なパフォーマンスで、同曲を歌ったMayJさんや他のアーティストを公開処刑したそうです。

 


別番組で「Let it go」を歌う彼女、圧倒的な歌唱力です。

 

本日(現地時間1月21日)にプレミアム公開される現代版「Beaches」。

熱狂的なファンが多い作品だけに、まさに今注目の的です!

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